みどりの言の葉

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厄払い

13日から実家に帰省。
前回帰ったときに何もないのにリルに「もう会えないかもね」と思ったことを思い出す・・・だからやっぱりロフトの一件では命を助けてもらったのかもしれない。
そういえば痛くてたまらなかったときに母の名前を呼んだけれど痛みは一向に引かなくて、「そうだ!うちの猫戦法で父の名を呼ぼう」と。猫たちは普段は父に近寄らないのに病気になると一緒に寝たりする。リーダーだってことをわかっているのだろうな。段々と父との差が広まっていくのを見て、「よくなったんじゃない?」って喜ぶ私達の顔とうらはらの複雑な父の顔・・・おかしかったな。そう、それで父の名は・・効きました。安心感で痛みが引いていく感じ。私も獣なんだなぁ。
リルは私に会って喜びでぶるぶると震えて、針でつついたらぷちんと弾けてしまいそう。ありがとね。。。目が見えないから匂いで追いかけてくるけど、それにもめげず、とくにテーブルの上にあがって食べ物を探す時に、頭はぶつける、落ちる、怒られる・・・それでも目標に向かうその心意気に、障害は関係ないのね。以前、父がリルのこと「いっつぁん」と呼んでいて、「何それ?」と聞くと・・・なんと!「座頭市」のいっつぁんなんだって!!私が刀で切りつけ父が血を噴きながら倒れる姿を想像しちゃったよ。

帰ってきた翌日・・・なんだか右ひざに違和感を感じると思っていたら、あっという間にぱんぱんに腫れていた。病院にいったら靭帯を痛めているらしい。原因は「ストレスと季節」だと言われた。
季節・・・そういえば私は季節が変わるごとに手の皮が脱皮するのだけれど、この梅雨前は見た事もないくらいひどくて、会社のパソコンの指紋認証で入れなくなったほど。きっと季節がわからなくて追いつかなかったんだなと、体で異常気象を感じてしまったのでした。
ストレス・・・鎖骨をかばいながら生活していること、そして旅疲れ・・・だよねぇ。
杖をつく私に、「海賊が来た」と言う母。りるは右ひざにとびのり、鎖骨を前足で叩く・・。
わざと?ねぇ、わざと?

でも、どうしよう。大宰府の寄り道があるのに!!!
当日展示会を控えている父が、「車で連れて行く」といってくれたが、それはムリでしょう。それに自分の力で行けないなら仕方ないよ。。。と断ったけど、当日、連れて行ってもらいました。しかもチケットを譲ってもらって父にも見せてあげることができたし。小6のとき、あるコンサートが平日にあって、そのときも「ムリだよ」と思っていたら、「行ったほうがいい。学校は毎日やってるけどライブは1回きりだよ」と連れて行ってくれた父、常識人としてはおそらく失格ですが、父親としては二重丸です。ありがとう。
寄り道で宮沢さんが「厄払い」をしたというのを聞いて、私も父もいくべきだと決めました。私、今年本厄・・・新年早々財布をすられ、鎖骨を折り、靭帯を痛める・・・これは行くべきでしょう。翌日、阿蘇神社へ車を出してもらったが、途中で雨がざーざーと降り、「着くまでにやんだらお払いしてもらう」と思っていたら、着いたとたんにやんでしまった!そうだった。母は天気を動かせるんだった!・・・多分ね、ドリフの雷様の一員なんだよ。雷パンツ似合うもの。厄払いを行っていただいてる途中振り返ると両端で父と母が神妙に立っている・・・シーサーみたい。外に出ると日差しがさんさんと降り注いでいて、雨粒が光を反射している。厄晴れしたんだなぁと思いました。
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by midoleeloo | 2007-06-29 19:14 | 徒然なる日々

毎日ってso sweet

寝るときはロフトで寝ていた私。4月11日の深夜・・・たちあがったら毛布で滑ってきづいたら宙に浮かんでいた。まずい!とはしごをつかんだけどそのまま右肩から落下してしまった。よろよろと立ち上がったら血がぼたぼたとこぼれた。タオルを取りに行くと耳鳴りがしたのでそのまま救急車で運ばれることになった。二度目の救急車・・・。「大丈夫ですか?」と聞かれ「はい。でも痛いです。」と答えると「折れてますからね。痛いですよ」と。鎖骨折れたらしい。2日前に「骨折も縫ったこともない」と会社で自慢したばかりなのに、耳も縫うことになった。耳は縫うと糸を通す音が聞こえるからちょっと怖い。「明日、9時半にもう一度きてください」と言われ、「まずここはどこですか」と聞く。2つ先の駅周辺らしい。9時半まで点滴室で横にならせてもらい、診察を終え外に出て母親に電話。べらべらと近況を報告しているのをじっと待っていたが数分経って、「あの急ぎで聞いてほしいことが。じつは・・」というと、「キャーー!早く言いなさいよ!」と怒鳴られた。「東京にすぐに行くから」と言ってくれて、それだけでありがたい。でも、歩けるし記憶もあるし大丈夫です。家に帰り着くと扇風機がバキバキに折れている。病院でも言われたけど、これだけで済んでよかったなぁ。頭を打っているから1週間は安静と言われた。コンビニで買い込んだパンを食べながら2日を過ごす。歩けるようになった病院の帰りに食べた暖かいごはんの美味しいこと、シャワーのお湯の温かいことに涙が出てくる。道端に咲く花の完璧さ、空の色、そんなことが生きてるからなんだなぁと思う。きっと周りの人は「あの人死に掛けてる」と思ってるはずだけど。
両手でする作業ってたくさんあって、今までなんとも思っていないことがまったくできない・・・悔しくてたまらない。でも日に日に腕が動いて、「今日はこれができるようになった」って感覚も味わった。
2ヶ月半過ぎた今、まだまだ骨はつながっていないし、どうやらむちうちも出てきているらしいけど、痛みともうまくつきあっていきたいし、辛いことの中からも幸せを見つけることができるように少しはなったかな。痛みでマイナスに向かう気持ちもわかったし、私に備わった生命の強さがわかった。今後は日々のことに感謝できると思う。そしてそれを忘れないように、この痛みが続いているのではないかしら。そう思うとマイナスなことは何もないよね。
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by midoleeloo | 2007-06-23 21:21 | 徒然なる日々

一歩の歩幅は小さくても歩き出すことの大切さ

3月終わり・・・ついにこの日が来てしまった。それは東京にでてくるきっかけになった習い事をプロとしてスタートすること。スクールの同級生はスクール途中から開業したのだけれど、実家に帰ることにしたので後任として私を指名してくれた。ほんとなら・・・断っていたはず。お金をもらう不安のほうが先に立っていたから。だけど忙しくて断る理由のメールを書くより「いいよ」のほうが簡単だった。そんな安易な理由だけど隠されていたメッセージがありそうな気がする。最初は面接も兼ねてスタッフから見させていただいたけれど、緊張で逃げ出したい。ああ、断りたいのどきどきとはうらはらに周りにはとても冷静に見えたようです。スタッフの方も「よかった」と喜んでくれたし、「よくわからないけど「歯」に何かあるみたい」と言ったのだけど、翌日に歯が折れたらしい。喜んではいけませんけど、ね。この仕事はフィードバックしてもらうことが難しいから、後日にどう変化したかなどを教えてくれる人はとても貴重。今後の改善や自信にもつながるから、それをわかってスタッフの方は教えてくれたんでしょうね。感謝です。
それから10人ほど見させていただきましたが、いつも魂の輝きにどきどきします。奥底に秘めている純粋さや辛い体験を乗り越えようとしている様を垣間見させていただくことはほんとに素敵なことだなと思います。緊張で顔がひきつっていた方が「よかったです」と晴れ晴れした顔で帰って行くときありがたいなーとしみじみ思います。言葉の影響力や責任感をずっしりと感じてしまうけれど、一人一人の中に人生と言う名の大きな宇宙があって、そこを必死になってもがいている人たち、その人の足元の一歩先を照らすことができれば、それが私の人生の何歩も先を照らすことになるのだなぁと思います。
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by midoleeloo | 2007-06-23 20:28 | 徒然なる日々

3月のこと

3月・・・親の仕事の関係で帰省。他県の展示会への出展を私が猛烈プッシュし実現。バスで母と交代で通ったが、人の入りも含めて予想を大きく下回りちょっと落ち込んでいた。3日目・・・人は多い、そして紙袋をたくさん持っている人も多い。ということは買っている人がたくさんいるってことだ。でも、うちは・・・?それに加え客層がよくない気がする。「100円均一でそろえられるのに!」と大声で歩きながら話す方、「値引きしろ」「あっちの店は安くしていた」とか会場の空気もごちゃごちゃしている気がする。少しだけ打ちのめされてその日は帰宅した。
次の日、人の数は変わらないのにすっきりしている気がする。服装もおしゃれだし若者も多い。今日はひとつ決めていたことがある。とにかく商品を動かすこと。2人以上触れた品物は一番目立つ場所に置く。一日かけて飾りつけしたけどもう構わない。そのせいだけではないのはもちろんだけど、今日は「これを!」と気に入って買ってくれる人が多かった。3度も4度も足を運び「やっぱりこれ!」だとか「是非、個展をしてください」といってくれる方、なんだか嬉しかった。客層が変わるだけでこんなに違うんだ。
最終日は後片付けもあるから、私はお休み。忙しくはなかったけど、最後の最後で中央に作品を集めて展示しているところのものが売れたらしい。そこには一押しのものをみんな置いているんだから、その中から選んでいただくというのは作家冥利につきるのではないでしょうか。
目に見える結果だけを追うと目標は達成できなかったが得るものは大きかった。車で寝泊りをして経費削減をはかる作家さんが意外と多くて、それには衝撃。それでもこの道を追求したいってことなのか。「朝日を見ながらガスコンロでコーヒーを沸かしている」なんて羨ましくも感じるけど、商業用の車で1週間近く眠るのはきついと思う。両親、特に父にはたくさん衝撃を受けたようだ。母も父の作品の魅力を再認識したみたいだし。
ところで最終日、自宅でゆっくり起きてトイレに行くと、だんちゃんが吠え出した。「散歩」かぁ。でも、ゆっくりお風呂に入らせて。トイレは玄関脇にあるので、ダンが必ず待ち構えている。うるさくすると怒られるのがわかっているので、最初からここにいますよって感じで座っているのだけれど、トイレに入る前と場所が違ってドアを開けると目が行くところに座っていて、その分厚い毛の奥底からじーーっと見つめる瞳が・・・重い!!目標物に既にロックオン完了であります!
「お風呂入るから待っていて」と伝え、湯船につかると今度はリルの遠吠えが「アウーー、アウー」と聞こえる。あの人のしつこさ・・いえ、粘り強さは天下一品。「もう!ええわい!」とさっさとお風呂から上がり散歩へ行くことにした。実家は車どおりも少ないので大体綱をつけずに散歩するのだけれど、ダンがさっさと遠くのほうへ行ってしまった。何度も呼び返しやっと戻ってくるダン・・・ストレスだよね、仕方ないと厳重注意のみで叱らず散歩へ。そして夜・・・家の中へ入れてあげると何度も何度も私にマウンティングをしてきた・・・・・ダンのマウンティングは熊に襲われているのと同じ。・・・朝のこともある!もう許せん!!!「調子にのるんじゃない!」と平手打ちを食らわすと床に倒れるダン。「だいたい朝からわがままし放題!いい気になるな!」など散々罵倒を浴びせかける。「座れ!」の一言で背筋を伸ばして座るダン。「言うこと聞けるじゃないか!お前は一生つながれてろ!!」と玄関に行くと・・・あれ?電気がついてる。なんで??両親が帰ってきていて、荷物をせっせと車から降ろしている。「いつ帰ってきたの?言ってよ。手伝うのに。」と言うと、「だって怒鳴り声がすごくて。何をそんなに怒っているのかと怖くて」と・・・私達、10分前までは仲睦まじかったんですよ。さっきまで「ダンはかわいいねぇ。みんなで幸せだねぇ」と言っていたんですよ、と言っても信じてはくれなかった。
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by midoleeloo | 2007-06-23 19:52 | 徒然なる日々

「忙しい」は心を亡くす

昨年12月、祖母が倒れたと連絡が入った。実家に帰省する前日だった。なんでもアイロンをかけているときに倒れて少なくとも数時間、もしくは数日発見されなかったらしく、アイロンで全身やけどらしい。このまま亡くなる可能性が高く、よくても意識回復は望めないと言われた。複雑な気持ち・・・というのも夏に偶然居酒屋で会ったくらいで、県内に住んでいながらもう15年以上交流がなかった。保険証を探さなければ・・・と空港から祖母のアパートへ直行する。とにかく物があふれかえり、なにがなにやら。今回帰省した理由は実家の手伝いだったけど、それに保険証探しが加わる。ところでお年寄りってなんでこんなにのれんとかぶら下げるものが好きなんでしょうね。玄関右ののれんをはずそうと手前にある台をどけたら新たに部屋を発見しちゃったよ・・・どうやって入るんだろう。
祖母はその後、奇跡的回復を見せた。2回目には「水飲みたい」と言葉を発し、流動食にはしたくないので・・・とのお医者さんの言葉どおり自分でごはんを食べれるほどに回復している。右半身麻痺が残っているので、うまく話したり右側を動かすことはできないけれど。
私は一般における「おばあちゃん」として接しようとして痛い目をみてきたから、もちろん苦痛に顔をゆがめたりしてるとかわいそうだと思うけど、「早くよくなってね」とは言えなかった。身近な人は素直に悲しめたり喜べたりする存在にならないと。助かったことを手放しで喜べない、もちろん悲しむこともない・・・この宙ぶらりんな気持ちはどう消化すればいいのでしょうか。素直に悲しめないって。。。
実家の手伝いに加え、物探しが加わり、初めて感慨深くない誕生日を過ごした。お祝いするくらいなら休ませてくれ~・・・そしたら窓ガラスにつぐみのような鳥がばさばさっこつっこつっとやってきた。こんなこと初めて。自然からのお祝いかしらと喜んでいたけど、ずーーっとばさばさ、そして昨日掃除したての場所に置き土産たくさん・・・。うーーん、印象に残ったけど、さ。
祖母の保険証捜索は、翌月持ち越された。部屋も引き払うので大掛かりだから私もまた帰省。友達に保険証の場所のリーディングを頼むと、「物探しは不得意。でもたいていバッグの中に入ってるよ」とのこと・・・バッグ、死ぬほどあるんですけど。新年早々、新大久保で財布をすられたので、みんなが「財布あるよ」と渡してくれる。小銭を一枚ずついれてもありあまるよ!!兄は「子供達が扇子を気に入って取り合いになったから、あったらちょうだい」と言ったため次々に手渡され、最初はポケットに入れていたが最後にはダンボールで持ち帰っていた。そんなにいらないでしょうって物がたくさんある。トイレがあかないくらいトイレットペーパーがあり、ゴム手袋は千手観音様がはめられるくらいあった。トースターは未使用が6個くらいあった。兄に「一人一台ずつ使ったら?」と聞くも「ブレーカーが飛ぶだろが」と却下される。電子レンジも未使用で押入れに入っていた。毎日、2往復くらい車に物を積んで仕分けをしたが、引越しの日は10tと4tトラックがやってきた。午前中めいっぱいかけて物を積み、「終わったね~」と言いながらふすまを閉めたら押入れがあった・・・慌てて1回閉めたけど後の祭り。父にも「なんでそこを開けたのか!」と言われた。その気持ちわかりますが・・・。使われていない物のエネルギーはすごくて、風通しもよくないから空気がよどんでいる。みんな、「いらない物は捨てよう。もったいないと取っておかずに使って成仏させよう」と誓ったのでした。
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by midoleeloo | 2007-06-23 19:31 | 徒然なる日々